「プロジェクトの整理に時間がかかりすぎる」「他のチームの To-Do リストが気になって仕方がない」そんな風に思うのは、もしかしたらツールに問題があるのかもしれません。Asana のプログラムマネジメントツールに切り替えれば、可視性が向上するだけでなく、フォローアップやフィードバックも簡素化できます。
プログラムマネジメントは複雑になりがちですが、Asana を使うとチームの作業をすべて 1 か所で整理できるようになります。プロジェクトとチームメンバーを調整し、チームの進捗状況を管理、監視、報告しましょう。
Asana を使うと、現在のプロジェクトをインポートしたり、新規プロジェクトを作成したり、テンプレートをカスタマイズしたりできます。計画からリソース管理まで、プログラム全体を 1 か所で確認しながら管理しましょう。
チームメイトをプロジェクトに招待すれば、タスクの割り当てや進捗更新の送受信、ステークホルダーとのプロジェクトプランのコラボレーションが行えるようになります。
複雑なプロジェクトやプログラムには、アジャイルなリソース管理とリアルタイムの進捗報告が必要です。Asana ポートフォリオのカスタマイズ可能なビューを使えば、プログラム内にあるすべてのプロジェクトのタイムライン、進捗、KPI、ワークロードを俯瞰的に確認できます。
プログラム内の全プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握しましょう。Asana のプロジェクトのステータス更新、ダッシュボード、レポート機能を使えば、ステータスミーティングの予定を組んだりメールを送ったりすることなく、仕事の進捗を確認できます。
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プロジェクト管理は日々進化しており、成功するためには多くのアプローチが必要となります。最も人気の高いプロジェクト管理手法を学ぶことは、プロジェクト管理のプロを目指す上での第一歩です。
プロジェクト管理手法とは、ある規律に従って働く人々が使用する原則やテクニック、手順の集合体です。一口に人気の管理手法と言ってもその構造はさまざまで、必要となる成果物やワークフロー、場合によってはプロジェクト管理ソフトウェアの開発方法も異なります。
優れたプロジェクトマネージャーになるために、12 種類のプロジェクト管理手法を学んでチームに最適な手法を見つけましょう。
アジャイルとは: アジャイルプロジェクト管理手法は、最も一般的に使われているプロジェクト管理プロセスの一つです。しかし厳密にはアジャイルは手法というより、プロジェクト管理の原則の一つと言ったほうが適切でしょう。
アジャイルなアプローチには基本的に以下のような特徴があります。
協調的
スピーディで効果的
反復的でデータに基づいている
プロセスよりも個人を重視する
アジャイルマニフェストを実際に導入する際は、よくアジャイルと合わせて別の手法が用いられます。たとえば、スクラム、かんばん、エクストリームプログラミング、クリスタル、スクラムばんなどの手法です。これは、アジャイル手法とより詳細なアプローチを組み合わせることで、包括的なプロジェクト管理体系が作られ、すばらしい成果を生むための具体的な計画が立てられるためです。
こんなチームにおすすめ: アジャイル手法はどんなチームでも活用できます。この手法の背景にある原則はどちらかと言うと普遍的なものであるため、どの手法をアジャイルと合わせるかが重要なポイントになります。
ウォーターフォールとは: ウォーターフォールも非常に人気のフレームワークです。しかしアジャイルとは異なり、こちらはより手法と呼べるような明確なものです。ソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) とも呼ばれるこの手法は、作業が滝のように流れ落ちていく直線的なプロセスで、作業が段階的に整理されているのが特徴です。
このアプローチでは、完了までの各作業タスクが依存関係でつながっています。つまり、各タスクを完了しない限りは、その次のタスクに取りかかることはできません。これは作業を予定通り進めるのに役立つだけでなく、プロセス全体を通した明確な意思疎通にも役立ちます。
現代的な組織からは古いアプローチと見なされることもありますが、この手法はいつも流れが決まっているような作業に関する、綿密に計画されたプロジェクト計画を作成したい場合に適しています。
こんなチームにおすすめ: ウォーターフォールプロジェクト管理手法は非常に詳細であるため、さまざまな関係者を巻き込む大規模なプロジェクトに取り組む場合に最適です。プロジェクト全体を通して明確なステップがあり、依存関係によって目標の達成までに必要な作業が管理しやすくなるためです。
スクラムとは: スクラム手法では、短い「スプリント」を繰り返してプロジェクトサイクルを作ります。各スプリントの期間は 1 ~ 2 週間で、10 人以下のチームで取り組みます。ウォーターフォールとは異なり、スクラムでは各タスクを依存関係で分解しません。
スクラムにはユニークな点が多くありますが、その一つがスクラムマスターの存在です。スクラムマスターとは、言い換えれば、毎日のスクラムミーティング、デモ、スプリント、そしてスプリント終了後の振り返りの進行役を務めるプロジェクトマネージャーです。こうしたミーティングは、プロジェクト関係者をつなぎ、タスクを予定通りに完了させることを目的に行われます。
本来はスクラムそのものがプロジェクト管理手法の一種なのですが、この手法はよくアジャイルと関連づけられています。協調的である点やプロセスよりも個人を重視する点など、一部の原則が似ているためです。
こんなチームにおすすめ: アジャイル手法を使っているチームはスクラム手法も試してみる価値があるでしょう。スプリントによって小さなチームに分けることができるので、大規模なチームでも、もちろん小規模なチームでも活用できます。
かんばんとは: かんばん手法では、プロジェクトのバックログ (積み残しの作業) をボードなどの視覚的な形で表現します。このアプローチは、よくアジャイル手法で働くチームがボトルネックの発生を回避しつつ、ワークフローやプロジェクトの進捗状況を視覚化するために使用します。また必須条件ではありませんが、プロジェクト内でボードの内容や場所をスムーズに変更できるソフトウェアツールの使用も一般的です。
かんばん手法は他の手法と違って決まったプロセスを持たないため、色々なチームがさまざまな方法で使用しています。かんばん手法のコンセプトとして最も重要なのは、大事なタスクに焦点を当てることで、全体的な構造をシンプルに保つという点です。
こんなチームにおすすめ: かんばんボードはあらゆる規模のチームで活用できますが、特にリモートでの作業を主としているチームにおすすめです。かんばんボードで視覚的に情報をまとめることで、チームメンバーがどこにいても仕事をスムーズに進めることができます。
スクラムばんとは: その名前から予想できる通り、スクラムばんは「スクラム」と「かんばん」の両方から発想を得た手法です。2 つの手法のいいとこ取りをしたハイブリッドなアプローチと考えることもできます。
スクラムばんではスクラムと同様、スプリントのサイクルを使用しますが、かんばんのように個別のタスクを計画に組み込むことができます。そうすることで最も重要な作業を完了し、プロジェクト計画をシンプルに保つことができます。またスクラムばんでも、コラボレーションを促進し、目標を常に見失わないようにするため、スクラムミーティングが行われます。
こんなチームにおすすめ: プロジェクトを小さなタスクに分解したいけれど、視覚的なシンプルさも捨てがたいというチームには、スクラムばんがおすすめです。スクラムばんは、シンプルさと明確さが見事に融合した手法です。
PRINCE2 とは: PRojects IN Controlled Environments (管理された環境下でのプロジェクト) としても知られる PRINCE2 は、包括的なォーターフォール手法を用いてプロジェクトの段階を定義する手法です。英国政府が IT プロジェクトのために考案した手法で、製品や市場に焦点を当てた典型的なプロジェクトよりも、主に大規模な IT の取り組みに適しています。
PRINCE2 には 7 つの大きな原則があります。
プロジェクトの始動
プロジェクトの指揮
プロジェクトの立ち上げ
プロジェクトのコントロール
成果物提供のマネジメント
ステージ境界のマネジメント
プロジェクトの終了
これら 7 つの原則に従い徹底したプロジェクト手順を作ることで、効果的な企業プロジェクト手法が完成します。PRINCE2 の目的は、役割を明確にし、マネジメントを支えることです。それ以外にも PRINCE2 は、ステージのコントロールや成果物提供のマネジメント、プロジェクトの立ち上げと終了など、個々のプロジェクト管理タスクの無駄をなくす用途でも活用できます。
こんなチームにおすすめ: PRINCE2 プロジェクト管理手法はその特有の性質から、多数のプロジェクト関係者がいる大規模な企業プロジェクトに最も適しています。小規模なプロジェクトで PRINCE2 を使用してしまうと、プロセスが必要以上に長く複雑になってしまう可能性があります。
シックスシグマとは: シックスシグマは他のプロジェクト管理手法とは異なり、品質管理に使用される手法で、一般的な手法と言うよりはむしろ理念としてよく扱われます。リーン手法やアジャイル手法と組み合わせて使われることが多く、リーン・シックスシグマやアジャイル・シックスシグマと呼ばれることもあります。
シックスシグマの主な目的は、プロセスの継続的な改善と欠陥の排除です。その目的はプロジェクトに携わる専門家による継続的な改善により、プロセスを維持、定義、コントロールすることで達成されます。
また、DMAIC プロセスを使って段階的なアプローチを作ることで、シックスシグマはさらに進化します。DMAIC プロセスは以下の 5 段階で構成されています。
Define (定義): プロジェクトスコープ、ビジネスケースを作成し、最初のスタンドアップミーティングを行います。
Measure (測定): 改善の必要性を裏付けるデータを収集します。
Analyze (分析): 問題の根本原因を特定します。
Improve (改善): 見つかった根本原因を解決します。
Control (管理): 解決策が今後のプロジェクトでも維持されるように努めます。
こんなチームにおすすめ: シックスシグマは数百人以上の従業員を抱える大規模な組織に最適です。そういった大規模な組織にとっては、いかにプロジェクトの無駄を排除できるかどうかが重要になってくるためです。
クリティカルパス法とは: クリティカルパス法とは、プロジェクト内の重要なタスクを特定してスケジュールを立てる手法です。この手法では作業分解構成図を作成するときのように、タスクの依存関係の作成、プロジェクト目標と進捗の管理、成果物の優先順位付け、期日の管理などが行われます。
この手法の目的は適切な規模のプロジェクトをうまく管理し、マイルストーンや成果物を正しく計画することです。
こんなチームにおすすめ: クリティカルパス法は、小~中規模のプロジェクトやチームにおすすめです。大規模なプロジェクトでは関係者と求められる成果物の数が多く、クリティカルパス法はそういった複雑なプロジェクトの管理には適していないためです。
クリティカルチェーンプロジェクト管理とは: この手法はクリティカルパス法と密接に関連していますが、より詳細で、最も包括的な手法の一つです。
クリティカルチェーンプロジェクト管理手法では、クリティカルパス法のような作業分解構成図を導入し、さらに各タスクに所要時間を設定します。そうすることでタスクが所要時間をオーバーした際にそれが明確になり、タスクがより管理しやすくなります。また利用可能なリソースに作業を分散させる「リソース平準化」で、作業負荷の超過も解決できます。
クリティカルチェーンプロジェクト管理手法は生産性と効率を高めるだけでなく、完了すべき仕事とプロジェクトの目標を結びつけるのにも役立ちます。プロジェクト管理ツールではこういった目標を視覚化できるようになっている場合が多く、きれいにまとまったロードマップをチームに提供できます。
こんなチームにおすすめ: クリティカルチェーンプロジェクト管理手法はチームの規模に関わらず使える手法ですが、主にプロジェクトの効率の問題を解決したい場合に役立ちます。また、進行中の作業の進捗を上層部に報告する際にも有効です。
リーンとは: リーンプロジェクト管理手法の目的は、無駄を省き、プロジェクトのニーズに合わせたシンプルな構造を作ることです。これはつまり、より少ない資源で多くのことを行うことで、効率とチームワークを最大化することを意味します。
「無駄を省く」という点については、もともとは物理的な製品のことを指していましたが (この手法の由来はヘンリー・フォードや、後にトヨタやモトローラが採用した手法にまで遡ることができます)、今では無駄な活動のことを指すようになりました。それを表すのが次の「3 つの M」(あるいは「3 ム」「ダラリ」) です。
無駄 (Muda): リソースを消費しても付加価値が生まれない活動
ムラ (Mura): 過剰生産によって余りが出る活動
無理 (Muri): リソースに過度の負担がかかる活動
プロジェクトマネージャーの仕事は、この 3 つの M を防いでプロジェクトのスムーズな進行とプロセスの効率化を図ることです。よく似た手法にラショナル統一プロセス (RUP) というものがあり、同じように無駄を省くことを目的としています。リーン手法と異なるのは、RUP は無駄な活動を省くことではなく、開発コストの削減を目的としている点です。
こんなチームにおすすめ: リーンは無駄を省くことを目的としているため、効率性の問題に悩んでいるチームにおすすめです。大規模な組織で非常に大きな効果が期待できる手法ですが、あらゆる規模のチームで活用できます。
PMBOK® ガイドとは: プロジェクトマネジメント協会 (PMI) のプロジェクトマネジメント知識体系はプロジェクト管理手法と関連して取り上げられるものの、どちらかというとさまざまな開発プロセスを考慮したベストプラクティスの集合体です。
このフレームワークでは、5 つのプロジェクト管理フェーズの実施に焦点を当てています。この 5 つのフェーズによって、構造的なアプローチでプロジェクトを開始から終了までスムーズに管理することができます。
プロジェクトの立ち上げ
プロジェクトの計画
プロジェクトの実行
プロジェクトのパフォーマンス
プロジェクトの終了
この基本のフェーズは覚えておいて損はありませんが、PMBOK® ガイドは他の手法と比べてそれほど具体的ではありません。各フェーズでどのタスクを完了するかは、自分で決める必要があります。
こんなチームにおすすめ: PMBOK® ガイドは小規模なチームが一般的なプロジェクトに取り組む場合は単体で使用できますが、複雑なプロジェクトを扱う大規模なチームではクリティカルパス法など、より詳細な手法と組み合わせて使用するのがおすすめです。
エクストリームプログラミング (XP) とは: その名の通り、納期が厳しくペースの速いプロジェクトで用いられる手法です。この手法では短い開発サイクルでたくさんのリリースを行います。これにより開発の所要期間が短縮され、生産性が向上します。
エクストリームプログラミングには、核となる価値観がいくつか存在します。たとえば、「シンプルさ」、「コミュニケーション」、「フィードバック」、「尊重」、「勇気」などです。また、計画からテストまでの全段階に関するエクストリームプログラミングのルールも存在します。
こんなチームにおすすめ: エクストリームプログラミングは締め切りの厳しい個人プロジェクトで活用でき、一般的には小~中規模のチームで使用されます。エクストリームプログラミングはペースが速い手法のため、燃え尽き症候群 (バーンアウト) を防ぐためにも軽度の使用が理想的です。
万能なプロジェクト管理手法は存在しません。どの手法も独自の原則に従って開発プロジェクトを初期の計画から最終的な実行まで進めます。
プロジェクト管理手法を選ぶ上で重要なのは、チームの規模と、チームが好む働き方です。ここでは、チームに合った管理手法を選ぶ際に考慮すべき点をいくつかご紹介します。
業界: 頻繁に変化する業界かどうかを考慮しましょう。たとえば、テクノロジー企業は進化し続ける業界と言えるでしょう。変化はプロジェクトの一貫性に影響を与えるため、柔軟な手法をとるか、固定的な手法をとるか、業界に合わせて判断しましょう。
プロジェクトの目的: プロジェクトの目的を考慮しましょう。効率よりも人を重視していますか?目的を考慮することで、それに近い目的を持つ手法を選ぶことができます。
プロジェクトの複雑さ: プロジェクトは複雑でしょうか、それとも単純でしょうか?クリティカルチェーンプロジェクト管理のように、複雑なタスクの整理には向かない手法もあるので注意しましょう。
役割の特殊性: チーム内のそれぞれの役割が、どれほど特殊なものかを考慮しましょう。複数のチームメンバーが交互に同じタイプの仕事を行うことができるのか?それとも専門性に重きを置く手法が必要なのか?
組織の規模: 管理手法を決める際には、組織やチームの規模が非常に重要です。かんばんなどの手法はチームの規模に関係なく使用できますが、クリティカルパス法のような手法は小規模なチームに適しています。
チームがかんばんのような視覚的なプロセスを好む場合も、ウォーターフォールのような伝統的なプロジェクト管理手法を好む場合も、それぞれのチームに合った選択肢があります。プロジェクト管理手法をさらに進化させるには、開発プロジェクトの管理と実行に便利なワークマネジメントツールの導入を検討しましょう。
適切なプロジェクト管理手法を用いることで、プロジェクトの効率が格段に上がり、チームや組織、そしてあなた自身に合ったプロセスを導入できます。
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