「また飲み会か……どう断ればいいんだろう」そんな悩みを抱えたまま、気乗りしない席に参加し続けていませんか?
職場の飲み会を断るのは、決して失礼なことではありません。大切なのは、相手への感謝の気持ちを示しながら、角の立たない断り方をすることです。
この記事では、飲み会のお誘いをスマートに断るための例文テンプレートを 35 個厳選し、シーン別・ツール別に紹介します。
体調不良・家庭の事情・習い事にまつわる断る理由の例文も豊富に掲載。
さらに、飲み会に頼らなくても職場の人間関係を築けるチームのつくり方まで解説します。
まずは実際に使えるフレーズから見ていきましょう。断るシーンと伝えるツール (口頭・チャット・メール) に合わせて使い分けてください。
【例文 1】口頭・シンプル版 |
「お誘いありがとうございます。少し体調が優れなくて、申し訳ないのですが今回は遠慮させてください。またの機会にぜひ!」 |
【例文 2】チャット版 |
「お誘いありがとうございます!体調不良のため今回は欠席させてください。次の機会はぜひ参加したいです」 |
【例文 3】上司へのメール版 |
件名: 〇〇の会のご参加について |
〇〇さん、お誘いいただきありがとうございます。あいにく体調が優れないため、今回は欠席させていただきたく存じます。せっかくお声がけいただいたにもかかわらず大変申し訳ございません。次回はぜひ参加させてください。 |
【例文 4】返信を急かされたとき |
「ご連絡が遅くなり申し訳ありません。体調が思わしくなく、今回は欠席させていただきます。」 |
【例文 5】健康診断の日程が重なったとき |
「その日はちょうど健康診断が入っておりまして、申し訳ないですが参加が難しい状況です。」 |
【例文 6】ドタキャンのお詫び込み版 |
「直前のご連絡となってしまい大変失礼いたしました。体調が急に悪化してしまいまして、今回は欠席させていただきます。」 |
【例文 7】二次会だけ断りたいとき |
「一次会まで参加させてください。体調の都合で二次会は先に失礼します。楽しんできてくださいね!」 |
体調不良は最も使いやすく、相手も無理に誘いにくい断る理由です。ただし、乱用すると信頼を損なうので、本当に体調がすぐれないときに使いましょう。
家庭の事情は具体的な内容を言う必要はなく、「家庭の都合」というだけで十分伝わります。育児や介護を担うメンバーにも使いやすい断り方です。
【例文 8】シンプル版 |
「家庭の事情がありまして、今回はご一緒できません。お誘いありがとうございます!」 |
【例文 9】子どもがいる場合 |
「その日は子どもの行事が入っていて、参加が難しい状況です。ありがとうございます。」 |
【例文 10】介護・家族のケアがある場合 |
「家族の都合がありまして、すぐに帰宅しなければならない事情があります。今回は失礼します。」 |
【例文 11】チャット向け・短文版 |
「家庭の都合で参加が難しそうです。お誘いありがとうございます!またの機会にぜひ」 |
【例文 12】歓送迎会・歓迎会を断る場合 |
「ご歓迎いただきありがとうございます。家庭の事情により今回は出席が難しく、大変申し訳ございません。別の形でぜひご挨拶できればと思います。」 |
【例文 13】忘年会を断る場合 |
「今年の忘年会ですが、家庭の事情があり出席が難しい状況です。幹事の〇〇さん、段取りありがとうございます。皆さん楽しんでください!」 |
【例文 14】送別会を断る場合 |
「大切な会にも関わらず、家庭の都合でどうしても参加できません。〇〇さんには別途お伝えできればと思います。」 |
情報の格差は「飲み会に参加できない人」の孤立を招きます。Asanaで仕事のプロセスを可視化すれば、誰がどこにいても必要な情報にアクセス可能。お酒ではなく、共通の目標と成果でつながる新しいチーム文化を築きましょう。
仕事の都合や習い事は、プロとしての真剣な姿勢を示しながら断れる理由です。特に若い社員がキャリアや自己投資を優先していると示すことで、むしろ評価が上がることもあります。
【例文 15】残業・締め切りがある場合 |
「その日は納期前でして、残業になる可能性が高く参加できそうにありません。誘っていただきありがとうございます。」 |
【例文 16】習い事・スクールが入っている場合 |
「毎週〇曜日は語学のスクールに通っており、今回は参加が難しい状況です。次の懇親会はぜひ!」 |
【例文 17】資格取得・勉強中の場合 |
「現在資格の勉強中で、その日は勉強会の予定が入っています。お声がけありがとうございます!」 |
【例文 18】社外の打ち合わせが入っている場合 |
「その日は社外のお客様とのアポが夕方に入っておりまして、終了時間が読めないため欠席させてください。」 |
【例文 19】プロジェクト佳境の場合 |
「ちょうど〇〇プロジェクトの山場でして、メンバーのフォローもあり今回は参加できません。ありがとうございます。」 |
【例文 20】副業・ボランティア活動の場合 |
「その日は別の活動の予定が入っており、参加が難しい状況です。ありがとうございます!」 |
【例文 21】チャット向けテンプレート |
「誘ってくれてありがとう!その日は習い事が入っていて参加できないです。またの機会に!」 |
プライベートの時間を確保するのは社会人として当然の権利です。具体的な内容を話す必要はなく「先約がある」という事実だけで十分です。
【例文 22】シンプル版 |
「その日はすでに先約がありまして、申し訳ないのですが今回はご遠慮させてください。」 |
【例文 23】友人・家族との約束 |
「その日は以前から家族と約束があり、参加が難しいです。ありがとうございます!」 |
【例文 24】連日飲み会が続く場合 |
「今週は予定が続いていて体調を整えたいので、今回は失礼させてください。」 |
【例文 25】チャット向け・カジュアル版 |
「ありがとう!その日は予定が入ってて参加できないんだ。また誘ってね!」 |
【例文 26】目上の人へ・丁寧版 |
「誠に恐れ入りますが、その日はすでに先約があり、欠席させていただきます。せっかくお声がけいただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。」 |
【例文 27】代替案を添える版 |
「その日は参加できないのですが、来週ランチはいかがでしょうか?ぜひご一緒したいです。」 |
【例文 28】メール版・フォーマル |
件名: 〇〇の会のご出欠について |
お誘いいただきありがとうございます。あいにく当日は先約がございまして、欠席させていただきたく存じます。またの機会にぜひご一緒できれば幸いです。よろしくお願いいたします。」 |
「飲めない」「お酒が得意でない」という事実は、正直に伝えることで却って好印象を与えることがあります。ノンアルコール文化が広まる現代では、堂々と伝えて問題ありません。
【例文 29】シンプル版 |
「実はお酒があまり得意ではなく、飲み会の場では気を遣わせてしまいそうなので、今回は遠慮させていただきます。お声がけいただき、ありがとうございます。」 |
【例文 30】体質・体調を絡めた版 |
「お酒を飲むと体調に影響が出やすいため、今回は参加が難しく、控えさせていただきます。お声がけいただき、ありがとうございます。」 |
【例文 31】断酒・健康管理中の場合 |
「現在健康上の理由でお酒を控えておりまして、今回は遠慮させていただきます。」 |
【例文 32】「食事だけなら参加できる」を伝える版 |
「お酒は飲めないのですが、食事だけでもよろしければぜひ参加させてください。いかがでしょうか?」 |
【例文 33】懇親会をランチに切り替える提案版 |
「夜の会はお酒が苦手で参加しづらいのですが、ランチやお茶でしたらぜひ!」 |
【例文 34】職場の飲み会をやんわり断る版 |
「お誘いありがとうございます!お酒があまり得意ではなく、会社の飲み会にはなかなか参加できずにいます。またの機会にご一緒できたら嬉しいです。」 |
【例文 35】上司・先輩向け・丁寧版 |
「ありがたいお誘いをいただき恐縮ですが、体質的にお酒が飲めず、飲み会の場があまり得意ではないため、今回は遠慮させていただきます。また別の形でご一緒できましたら嬉しく思います。」 |
ルール | ポイント | NG 例 |
①感謝の気持ちを必ず伝える | 「お誘いありがとうございます」を最初に置く | いきなり「無理です」 |
②理由は簡潔に・詳細は不要 | 長々と説明するほど言い訳に聞こえる | 事細かに弁解する |
③次の機会への意欲を示す | 「またの機会に」を添える | 「今後もたぶん無理です」 |
④代替案を提示できるとベスト | 「ランチはどうですか」など | ただ断るだけで終わる |
⑤早めに返事をする | 直前のドタキャンは幹事に迷惑 | 既読スルー・直前キャンセル |
飲み会を断る不安は、日々の確実なアウトプットで解消できます。タスク管理を徹底して仕事の透明性を高めれば、定時後の時間は完全にあなたのもの。スマートな働き方で、プライベートとキャリアの両立をサポートします。
A. 上司への断り方で大切なのは、「仕事への姿勢は変わらない」というサインを同時に送ることです。仕事の進捗報告をあわせて行う、翌日に一言感謝を伝えるなど、誘いを断ることと仕事の信頼関係は切り離して考えましょう。
また、毎回断るのではなく「今回は」という表現を使うと、「次回は来てくれるかも」という期待を残すことができ、関係悪化を防げます。
A. 歓送迎会・歓迎会・送別会は、主役がいる場です。欠席する場合は、主役に対して個別にメッセージを送るか、プレゼントや寄せ書きに参加するなど、別の形で「気にかけている」ことを示すと誠意が伝わります。
A. 重要なのは、「飲み会に行かない=職場の関係が薄い」ではないという意識を職場全体で持つことです。日ごろの業務コミュニケーションや感謝の表現が充実していれば、飲み会への参加回数で評価されることはありません。
むしろ、断り方が上手い人は「誠実に本音を伝えられる人」として信頼が高まることがあります。
A. 翌日、あるいは週明けに「楽しかったですか?」「お疲れさまでした」と一言声をかけるだけで気まずさは大きく和らぎます。自分の気持ちに正直に行動したことを責めずに、次の行動でフォローしていきましょう。
飲み会の誘いを断ることへの抵抗感は、どこから来るのでしょうか。心理的な根本を知ることで、断ることへの罪悪感を手放せるようになります。
飲みニケーションが評価に影響するという思い込みは根強く残っています。特に若い社員は、「断ることでキャリアに悪影響が出るのでは」という不安を抱えがちです。
しかし実際には、業務上の貢献・コミュニケーション能力・信頼性が評価の中心です。飲み会への参加頻度と仕事の評価を切り離して考えることが、精神的な健康のためにも重要です。
断ることへの罪悪感は、「良い人でいたい」という自然な感情から来ています。しかし、誠実に断ることは誠意の表れです。無理に参加して自分の気持ちを押し殺すより、自分の感情と相手への敬意を両立した断り方のほうが、長期的な職場の人間関係に好影響を与えます。
飲み会で重要な情報交換や意思決定が行われるのでは、という懸念も断りを難しくしています。これは職場の文化の問題です。透明性が高く、情報がオープンに共有される職場であれば、飲み会への参加が情報格差の原因になることはありません。
ここからは、飲み会の断り方の問題を根本から解決したいチームリーダーやマネージャーに向けた内容です。
「飲み会に参加しないと情報が入らない」「お酒の場でしか本音が聞けない」という状況は、組織としての情報共有の失敗です。透明性のある職場では、誰もが同じ情報にアクセスでき、飲み会への参加有無で不利益が生じません。
評価の基準を「誰と飲んだか」ではなく「何を成し遂げたか」に置き換えましょう。プロジェクトの進捗・成果物の質・チームへの貢献度が見える化されていれば、飲み会参加の有無は評価に影響しません。
Asana のような ワークマネジメントツールを活用することで、誰が何に取り組んでいるかが一目でわかる状態になります。進捗の確認や情報共有がツール上で完結すれば、飲み会後の非公式な情報伝達に頼る必要がなくなります。
具体的には以下のような運用が有効です:
プロジェクトの目標・マイルストーンを Asana で全員に公開する
週次の報告をツール上のコメントやレポート機能で行う
意思決定のプロセスをチームメンバー全員が確認できるようにする
1on1 の実施で、全員が上司と対話できる機会を確保する
こうした仕組みがあれば、飲み会に参加した人だけが情報を得る、という不公平な状況がなくなります。その結果、飲み会への参加が「任意のソーシャルイベント」として健全に位置づけられるようになります。
「お酒を飲む場だけがチームの絆を深める場」という思い込みを解放しましょう。ランチ会、オンラインお茶会、チームランニング、ボードゲームイベントなど、お酒が苦手な人・育児中の人・遠方勤務の人も参加しやすい懇親会の形は多様にあります。
特に歓送迎会や忘年会は、ランチ形式や昼間の時間帯に設定するだけで参加率が上がることも多く、チームの包括性 (インクルージョン) を高める効果があります。
断る理由・シーン | おすすめの断り方のポイント |
体調不良 | 「健康を優先」という事実を簡潔に伝える。乱用は避ける |
家庭の事情 | 詳細を話す必要なし。「家庭の都合」だけで OK |
仕事・締め切り | プロ意識の高さをアピールしながら断れる |
習い事・スクール | 自己投資の姿勢を見せることでポジティブな印象に |
先約あり | 事実として伝えれば OK。理由の説明は不要 |
お酒が苦手・飲めない | 正直に話す&代替案 (ランチなど) を提案すると好印象 |
忘年会・歓送迎会 | 主役へ個別メッセージ・プレゼント参加で誠意を示す |
二次会だけ断りたい | 一次会まで参加し、きりよく退席する旨を伝える |
飲み会の上手な断り方のポイントを振り返りましょう。
感謝の気持ち→理由→次への意欲 の 3 ステップで伝える
理由は簡潔に。詳しく説明するほど言い訳に見える
早めに返事をして、ドタキャンを避ける
可能なら代替案 (ランチ・個別の時間) を提案する
断ることへの罪悪感を手放す。断ることは誠実さの表れ
飲み会への参加有無がキャリアや職場の人間関係に影響する時代は、確実に変わりつつあります。透明性のある情報共有、アウトプットによる評価、多様な懇親の場が当たり前になることで、会社の飲み会を断ることへのプレッシャーは解消されていきます。
まずは今日、この記事の例文テンプレートをひとつ使ってみてください。「お誘いありがとうございます」というひと言から、角の立たない断り方はスタートします。